インテリアに使う色の印象【赤】
部屋に使う色についてお話しする回、第二弾。
今回のテーマは「赤」。
赤のイメージ
赤ってどんなことや、どんなものを連想しますか?
ちょっと考えてみてください。
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さて、
どんなことが思い浮かびましたか?
情熱
火
熱さ
リーダー
血
肉
活力
怒り
生々しさ
…
こんなキーワードが出てきたかなと思います。
赤い部屋の印象
では、最初の写真のように、全体が赤い部屋、ってどんな感じでしょうか?
ちょっと、
普通ではない感じですよね。
私は・・・なんだか苦しい・・・?
ショッキングというか、ちょっと怖い、ストレンジ感もありますよね。
もちろん、これがいい!!という方もいると思います。
(今、ちょっとカズレーザーさんを思い出しましたw)
赤は、部屋全体に使うよりも、ポイントで使って印象的なインテリアを演出する等で活用されます。
活力、元気をくれる色ですし、肉体的な魅力を演出できます。
ですが、使い過ぎると、部屋にいながらにして疲てしまうことも。
このくらいの差し色として使うと、赤の鮮やかさが映えて印象的です。
赤の効果
人は、赤を見ると体温や血圧の上昇、時間の感覚が早まる、興奮を引き起こす作用があると言われています。
元気な時は、赤を見るとより元気をもらえたり、やる気、行動力、決断力を後押しして、自分自身の価値を自分で認めることができる、いわゆる自己肯定感が高まります。
「今生きている自分の命を使う」という現実的な思考にも関わりがあります。
ただ、それが行き過ぎると、熱血が一人空回りして、誰もついてこない、自信過剰になりがちになることも。
また、病んでいる時は、息苦しさや圧迫感を感じます。
赤の主張の強さに圧倒されたり、怒りを覚えることもあるかも知れません。
赤は血の色。行動力といえば聞こえはいいですが、すぐに手が出る、喧嘩っ早いというような、血気盛んで、争いを連想させる色でもあります。
・さらにやる気を高めたい
・自信を持ちたい
・現実的に考えたい
こんな時に、赤はあなたの味方になってくれるでしょう。
また、そうでなくても、
・自信があるように見せたい
・健康的に見せたい
・肉体的魅力を醸し出したい
そんな時に、赤を使うと効果があるはずです。
ただし、元気がない時は赤の補色である緑の方がおすすめ。
緑は心と体をリラックスさせてくれます。
勝手にイメージ!
上の写真のように、全面赤の部屋に住んでいる人は少ないと思いますが、この部屋が必要な人は、きっと自分を平凡だと思っていて、そんなつまらない自分を奮い立たせたい方ではないかなと感じます。
ずっと親の言いなりや、箱入りで育った方など、規則が厳しい環境にいたのかもしれません。自己主張したくてもできない、自分の存在とは何か?を思い起こさせてくれることに必要な色だから、、、
・・・勝手ながらそんなことを感じました。
感じたことが正解
人は自分のエネルギーと波長が合うものを身につけたり、周りに置くことで自分を整えていくものです。なんとなく、この色がいいな、と思った色が今の自分に必要な色。
例えば、今日は冴えてる!という時は黄色いモノが目についてアイデアをくれると思いますし、考えすぎてしまった時は反対色の紫に癒されたいと思う、などです。
何色がいいと誰かにアドバイスされたから、好きじゃないけどこの色を使おう、というのは本来の自分とはちょっとズレてしまうかも(とはいえ、「一般的に」落ち着く色、など目安として活用、応用はできます)。
自分でしっくりくる色、ホッとする色をインテリアに使うといいですね。
あなたはこの赤い部屋を見て、どう感じましたか?
男性的でかっこいい?
ちょっと重すぎる?
すごく落ち着く?
ぜひ感想を聞かせてください。